ドイツ語にはたった一単語で言い表す文化があります。
Futterneid……フッターナイド
これは「あの人の食べてるもの、いいなぁ、欲しいなぁ」という感情を意味する言葉だそうです。
日本語だと「隣の芝生は青い」「リア充爆発しろ」という慣用句が近いですね。
ごめん、2つ目はニュアンスちがったわ……ただの嫉妬心だったわ……
まぁ、つまり、ぼくが言いたいことはですね。
偶像ルキナちゃんに「鼓動の封緘」と「死線4」と「攻撃の相互紋章」付けてる人、羨ましいな〜〜〜〜〜!
いや羨ましいというか、そういうカスタムもあるんだ〜〜〜! ちょっと端っこでいいからかじってみたいな〜〜〜〜!
っていう気持ちですかね。そうだ、これがまさしくフッターナイド。
もう覚醒の偶像もおしまいじゃないですか。
期限が迫ってくるにつれ「ほんとにこれでいいのか。この選択は完璧な正道なのか。もっと最適なのが他にあるんじゃないか……?」という感情。
妙な焦燥感。
自己を肯定するためにぼくは慌ててツイッターを開く。
なにかないか、ぼくを肯定してくれる存在。
見て、気付く。
誰も瞬撃なんて付けてねぇ。
回避・怒りをつけている人がいる。やった! 思わずガッツポーズ! 仲間!
「本当は封緘か大共謀が最適なんだろうけど出なかった」
ふぁっ!?
なぜ、、? きみは!? 仲間では!? 同志だったはず!
やめろ! 妥協で付けたとか言うな! 今だけは言うな頼む!
ぼくを肯定しろ! 心の支えになって! ください!
あと歩行の鼓動持ちなんて誰もいねぇ!
そりゃあそう。ふつーは金色のSP300スキルを選ぶ。それが正道。ぼくのやってることは邪道。オーイェー。
なんで途中から下手くそラップになってるんですかね。わけがわからないよ。
結論はですね!
総選挙ルキナちゃんを偶像でもらおうとしてる人は、ちゃんと飛空城で通用するカスタムを考えてる。
死線4付ければ飛空城の封印デバフを一手に引き受けてくれるだろう、大共謀を付ければバッファーといっしょに敵にキャンセルとデバフも撒いてくれるだろう、2マス以内に置くこと考えたら相互紋章一択。
みたいなことをしっかり考えてるんですね。なるほどなぁと。
一方のぼく。
とりあえず良さげなスキル見繕って、総選挙ルキナちゃん本人を戦わせるか!
瞬撃つければ竜相手に反撃受けても耐えてくれるはず!
回避・怒りを付ければいざという時耐えてくれるはず! あわよくばダメージ上乗せも期待できるはず!
歩行の鼓動持ちはうちにあんまりいないから、なんか縛鎖とかで良い感じに機能しそう! させたい!
みたいなイメージを持ってるわけです。
なかなかどうして、同じキャラひとつとっても議論が平行線になるもんですね。実に面白い!(福山雅治ボイス)
どこで活躍させるかによって話もだいぶ変わってくるんじゃないでしょうか。
結局ぼくは総選挙ルキナちゃんの「ゲイルスケグル」がそろそろ腐るんじゃないか……と考えてるので、ルキナちゃん単体を戦わせる方法で生かしてあげたいな。
腐るというか、今では唯一無二でも、そろそろ上位互換の性能したキャラが出てきそうなんですよね。
唯一無二といわれたインバースさんが1年ほどかけて、マクベスさんやヴィオールくんみたいな代替キャラが出てきたように。
斧アイクくんに匹敵する性能で総選挙エーデルガルトちゃんが出てきたように。
なんかそういう、インフレの奔流? みたいなものがきそうだなって思ってるんですよ。
なかなか来そうで来ないですけど。
だから今のカスタムをやめる気はないが……! 揺らぐっ!
他にやってる人がいなさすぎて揺らいじゃうー!
やっぱりサポートに一貫してるのもいいなぁって思いますよ。羨ましいーー!
ぼくのルキナちゃんも欲しいけど、他の人が作ってるルキナちゃんもください。そーゆー気持ち。
フッターナイド。おねがい、端っこ食べさせて。いや、2分の1くらい。