FEヒーローズ近況日誌

れぐるすが気ままにFEヒーローズをプレイしている様子を記録していくブログです。

FEH漫遊記『炎の儀の神殿』 (ムスペル王国)

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『炎の儀の神殿』

 

ムスペル王国の南の辺境にある神殿。

 

 

古い地図を頼りに、獣道を通り『骨灰の谷』を越えた先に、神殿はある。

ムスペルの王族たちはこの場所を口外厳禁と定めて、長きにわたり隠し通してきた。

ここで執り行われる炎の儀式とは、それほど国にとって大事だった。時には国の盛衰すら左右してしまうほどに。

 

書物によれば、ムスペルの不死不滅はここでの儀式が源だったと記されている。敵国ニフル王国が持つ『氷の儀』に唯一対抗できるものだったそうだ。

豊かな水源や農産物を持たず火山に閉ざされたムスペル王国。他国を武力で征服することに道を見出したことを考えれば、なるほど、死活問題だと納得がいくことだろう。

 

神殿の内部は複雑に入り組んだ造りになっている。それだけでなく隠し扉がいくつもあることが、近年の調査によって明らかになっている。これもまた関係者が密かに出入りするために仕掛けたものなのだろうか。構造のすべてを把握することは時の王にも困難だったにちがいない。

 

これだけの巧妙な仕掛けをしているのだ。きっと財宝が眠っているのではないか。

探検家がそんなことを一度は夢見ることだろう。

しかし、実際に神殿という高潔なイメージとは想像できないほど、この地での儀式は陰惨なものだったそうだ。多くの少女が儀式のため生贄に捧げられたとか……

これ以上はホラー伝奇モノになってしまうので割愛させていただく。

 

そんな国の生命線となった場所が、奇しくもスルト王戦没の地となったのは皮肉なことである。

 

 

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この地へ観光に来たときに押さえておきたいグルメとしては、「将軍特製火山焼き」と、


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両国友好の架け橋との逸話付き。「将軍特製ぶち殺ステーキ」だ。

地獄のように熱く、悪魔のように濃厚。どちらも熱々のうちに召し上がれ。

 

 

▼ 備考。

 

ムスペル王国篇もここでおしまいです。

 

そういえばニフルにはどんなグルメがあるんでしょうか。

北欧やロシアを想像するなら、めちゃくちゃドギツイお酒とか飲んでそうです。ニフル産ウォッカとかスコッチとか?

そう考えるとニフル王族相伝「夢見の儀式」も意味合いが変わってきますね……酔っ払いどもの酒宴説、あると思います!

 

ひとまず観光できそうなところは3部〜5部にかけて急激になくなるので、漫遊記と題したこのコーナーもこれで打ち切りになるかと思います。

6部以降でまた動きがあれば、それに触発されてなにか始めるかもしれませんが。

 

 

▼ ムスペル王国の記事

 

 

▼ ニフル王国の記事