ゲーム外で詳細を語るんじゃない
英雄紹介が更新されました〜。
「もともとフレイヤさまは愛を司る女神でした」
あれ!? こんな話、ゲーム内で語ってましたっけ!?
フロージさまと対面したときにそんなこと言ってたかな……言ってたよーな気もする……
どーだったっけ。忘れちゃった。
博愛の女神がただ一人に愛を向けるようになってしまった……みたいなのは、よく他の神話とかお伽話で聞くネタですよね。
なかなか掘り下げてみると面白いなーフレイヤさま。
「お兄様が愛する人間人間たちを自分の愛で支配し、自分だけを見てほしいと考えるようになったのです」
そーゆー詳しい話は……っ! ゲーム内でやってほしい……!
なぜ英雄紹介で語るんだ。そーじゃないやろ。
悪夢に閉じ込めるのが能力かと思ってたけど、根本の能力は「愛で支配する」能力だったのね。なるほどなー。
実際の作用する効果と、根っこの能力に差異があるっていうのはちょっと面白いですね。能力バトル的に。
なんかもーちょっと掘り下げたら、あんな「無限増殖メンヘラ妹」みたいなキャラじゃなくなったかもしれないのに……
こわい。ストーリーと演出が与える印象操作ってこわい。
今のところ、フレイヤさまって自分の失態でお兄様だけ死なせてしまった哀れな子みたいな感じだもんかー。
大丈夫! うちに召喚さえされてくれれば、いずれフロージさまも我が家に召喚しましょう!
だから、ね。うちに来てくださいね〜フレイヤさま。いい子だからね。ぼくと契約してお兄様を甦らせようね。
完全に誘い文句が悪役のそれだわ。
やっぱりエクラくんは魔王。はっきりわかんだね。
「ピアニーさんに対して嫉妬と羨望が入り混じった感情が芽生えたスカビオサさんでしたが……」
こちらはスカビオサさんの紹介文。
うぅーん! こっちもストーリーで語ってほしかったー!
いや、でも「それを表に出すことなく」って言ってるから正しいのか!?
これ系のキャラ付けされた子って、ストーリーの中でそれとなく伝えるの、難易度ハイパー高すぎないですか。
地の文が使える小説ならともかく。
キャラ同士のお喋りで成り立ってるFEHじゃ難しいでしょこれは。
そーゆー作劇上の都合もあって、ファイアーエムブレム のキャラって「自分でキャラクター性を説明するタイプ」が多いですよね。
「はーはっはっは! 実に貴族的だろう!」とか、自分でぜんぶ説明するやつ。
あと、だいたい属性が極端になりがち。シスコンはシスコンでも「お兄様以外の人間に興味ありませんわ!」とか言っちゃう。極端すぎるよラケシスさん。
話が逸れましたね。
スカビオサさんも、語られてないだけでいろいろ設定があったみたいだしもったいないよなぁ。
「なんでも後ろ向きに考える」とか、そんな描写あったっけか!? これも掘り下げたら面白い話作れそうー!
どの設定も、毒親に虐げられていたっていう生い立ちから連想すればなんとなく理解できるし。けっこうオイシイ設定持ってるなー、スカビオサさん。
いつか5部、6部と話が続いた先で語られるといいですね。
想いを集めてで掘り下げてくれてもいいぞ。
……ルピナスちゃんは、ふつーに通常ガチャで出てきて、想いを集めてにも出演できる機会をもらったのにも関わらずガンスルーされましたけども。